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Oasis Ocean Colour Scene
The Offspring Outkast



     Oasis / Definitely Maybe
 評価 A+

   be sure to come..
     OASIS / (What's the story) Morning Glory?
 評価 S
「俺たちはロックンロールスターになるんだ」と言って、本当に頂上まで上り詰めた2ndアルバム。すごいです。全曲シングルカットしようとした噂はだてじゃないっす。洋楽入門者にまず進められるであろう歴史的な一枚。彼らの最高傑作とよばれるアルバム、こんなのを初期に作っちゃったから以降の作品がイマイチに、この余韻にきこえてしまうんですね。
そんな「歴史的な」ってのをきいてから購入したため聞いたことのないような音を想像したのに、どうってことなくて最初はガッカリした思い出があります。いつか聞いたときに、「これは・・」と一気に評価のかわったアルバムです。なんてまとまったメロディでしょうか。リアムの歌唱力も格段に上がって、曲調に完璧にあっています。3でのリラックスした韻の踏み方は絶妙です。そして何といってもオムニバスできいて気に入った俺の初Oasisとなった4番。。これコードがイマジンに激似じゃね?ってそんなことがどうでもいいぐらいの名曲です。ライブでは皆で大合唱となるつい口ずさんでしまうメロディにアレンジのよさは最高です。本当に全曲いいですが、特にすきなのは2,3,4,8,9です。
何一つとして彼らは新しいことはしていない。「俺はロックスターになるんだ」ってのも珍しくないし、メロディだって借り物ばかりで斬新なことなんて特にない。けれどつい口ずさんでしまう楽曲のセンスの良さ、皆が好きなものを誰よりも表せるのが彼らの魅力であり、それが全世界こんなにも支持されたのだろう。いまやイギリスを代表するバンドになったオアシスだが、彼らはこのアルバムで終わっちゃったと思う。これ以上のものを作るのはムリなのも大きいが、以降の作品が全部これにつぶされちゃってるよね。ロックスターならそれでいいわけないだろ。新作に期待。
     OASIS / Be Here Now
 評価 B

全世界で1800万枚を売り上げた前作から3年、毎度のドタバタを経てだされたアルバムです。これが日本では1番売れたそうで全世界累計600万枚だったかな。ファンの間でも賛否両論のアルバムでして、ノエルもこれは失敗作みたいなことを言ってました。1st、2ndのオアシスらしかぬ音でヘヴィになってます。
Heathen Chemistry から聞き始めた僕は、最初「Morning Glory?」なんかより断然こっちの方がすきで、きかせるところはいいメロディをかくしギターがかっこいいと気に入ってました。「Morning Glory?]」が好きになってからはあまりきかなくなったアルバムです。オアシスの魅力ってビートルズまんまのなあなあ感だと思うのです。きづいたら頭の中に残っちゃったり、つい口ずさんじゃったりするところが、斬新なコトをなにもしていない革新さ、が魅力だと思うんですよね。だから、そのなあなあ感を薄めたこのアルバムは「ちょっといいメロディをかくB級バンド」程度のものになってしまったのではないかと。もともと超ド級のB級バンドだったのですがこのアルバムではそのスケールを感じることができません。借り物のメロディですので、アレンジが少し悪くなっただけで安っぽい音になってしまうのです。今作はそのアレンジのせいで安っぽい音になってしまった、悪くいえば、失敗作ということでしょう。それでも、十分そこらの奴よりはいい曲をきかせてくれます。4なんかはうまい盛り上げ方ですね、「Like a rolling stone」ににてるけど。「Rock’n roll star」のイントロと聞き間違えてしまいそうな初期の衝動を思い起こす5も好きな曲です。2nd3rdシングルになった10,8もいいです。
1枚のアルバムとしてみたら、「Morning Glory?」の後じゃなかったら、良いアルバム。しかし彼らはOASISだし、これは3rdアルバムだ。前作がすごすぎたものなんていってられるか。これは、借り物のメロディが分かりやすすぎるB級なアルバムです。

     oasis / Standing on the shoulder of giants
 評価 B−
ジミー。

このアルバムの思い入れはあまりないですね。5thはオアシス初体験。3rdは洋楽入門したての頃の思い出があり、1st2ndは伝説的で文句なしの仕上がり。 じゃあ、4thは? 惹きつけられる力を感じることができない。と言えますかね。シングルの「Go Let It Out」も今ひとつ。韻とまったりした歌い方がかぶってるせいか、口ずさむ時には「All Around The World」って言いそうになっちゃいます。  どの曲をとってもパッとしない仕上がり。リアムが初めて作詞作曲したとかどうでもよかよ。

2ndとかの流れそのままにやってても僕はここで文句を言ってただろうけど、このアルバムは「Morning Groly?」の余韻と言われてもおかしくない出来です。  早いうちに成功したら、やっぱり難しいね。